釜石市議会 2022-03-09 03月09日-03号
現時点で市がなすべきことは、情報収集のアンテナを高くしながら、混乱の中で生じる新たな物流ニーズをいち早くつかみ、釜石港利用に誘導していくことであると考えて取り組んでおり、今月からは青森県内の有名調味料メーカーによる釜石港利用が開始されたほか、コロナ禍による物流混乱の回避に向けた他県の事業者からの問合せも増加傾向にございます。
現時点で市がなすべきことは、情報収集のアンテナを高くしながら、混乱の中で生じる新たな物流ニーズをいち早くつかみ、釜石港利用に誘導していくことであると考えて取り組んでおり、今月からは青森県内の有名調味料メーカーによる釜石港利用が開始されたほか、コロナ禍による物流混乱の回避に向けた他県の事業者からの問合せも増加傾向にございます。
しかし、9月になりますと、アジア発の米国向け、続いて欧州向けの荷動きが昨年同期比約1割増し水準で回復し始めたことで、急遽、コンテナ船各社の減便策は取り止めとなり、配船体制が元通りに復旧されたものの、11月には、アジア発の米国向けの荷動きが、昨年同期比約3割増しに急増したことで、コンテナの箱そのものとコンテナ船の供給スペースが不足し、物流ニーズに対応できない状況が現在まで続いていると伺っております。
そして、第3に、港湾取り扱い貨物量の増加は、おのずと港湾の再開発につながり、新たな物流ニーズに対応することができます。この再開発に伴う事業費もまた、地域経済に大きく寄与するものと認識しております。